突然ですが、私は話すことが好きです。
自分の話を聞いてもらうことも、相手の話を聞くことも。
なんで好きかというと、「知らないことを知れるから」かなと。
これにはふたつの意味がありまして、
ひとつは、“今まで知らなかったことを知ることができる”
もうひとつは、“いくら知ってもすべてを知り尽くすことはできないとわかる”
という感じです。
矛盾しているようにも思えますが、知れば知るほど知らないと思い知らされる、みたいな感覚があります。
でも、だからこそ、もっともっと知りたくなる。
いつまでも満足できないから、私はずっと話すことが好きなのかもしれません。
自分のことも、相変わらず全然わからない。
少しはわかることが増えてきたけれど、その分またわからないことに気付いてしまう。
人生はこの繰り返しなんだろうな。
結局はなにもわからないけれど、人と話すことでヒントを探し、自分と向き合うことでなにかが見えてくる。
なにかが見えたあとでまた人と話すと、今度は違うヒントを得られたりする。
それが楽しくて仕方ないから、私は話すことが好きなんだと思います。
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